オフィス内装工事|ガラスパーテーションの特徴やメリットを解説
ガラスパーテーションとは、スチールやアルミのパーテーションにガラスを挟み込んだパーテーションのことを指します。
ガラスパーテーションには、ガラスとガラス素材以外のパーテーションもあり、色合いなどが自由に組み合わせることができることから、さまざまなシチュエーションでの利用が可能です。
たとえば、全面ガラスのパーテーションでオフィススペースを間仕切り、開放感を演出することもできます。
今回は、オープンな印象で明るいオフィスをつくりだす、ガラスパーテーションについてご紹介していきます。
ガラスパーテーションとは
ガラスパーテーションには種類もたくさんあり、デザイン性にも優れているため、オフィス空間を間仕切るだけでなく、オフィスに彩りを与えることもできます。
また、ガラスの種類も、合わせガラス、防音ペアガラス、耐熱・防火・耐火ガラス、デザインガラスなど、それ以外にも数多くの種類があります。
そうしたことから、ガラスパーテーションに半透明のすりガラスを使用してパーテーション内を外から見えにくくすることも、また耐久性に優れた強化ガラスを使用してオフィス内の安全性を高めたりすることも可能です。
ガラスパーテーションの特徴
ガラスパーテーションは、ガラスのメリットを充分活かしたオフィスレイアウトをつくりだします。
また、スチールパーテーションやアルミパーテーションのように、天井部まで仕切ってもガラスであるため、見通しも良いことから閉塞感がありません。
開放感あふれるオフィスレイアウトを実現するのがガラスパーテーションです。
ガラスパーテーションのメリット
メリット1 開放感がある
ガラスパーテーションの最大のメリットは開放感です。近年では全面ガラスのパーテーションも技術的に可能ですので、より一層の解放感が味わえるパーテーションです。
メリット2 パーテーション内が明るい
ガラスパーテーションのパネルがガラスであることから、外部の光をそのままパーテーション内に取り込むことができますので、スペースが明るくなります。
メリット3 耐久性に優れている
ガラス素材であることから、ほとんど経年劣化しませんので長期間の使用が可能です。強化ガラスを利用すると、耐久性だけではなく耐熱性にも優れたパーテーションとなります。
ガラスパーテーションのデメリット
デメリット1 コストがかかる
高級感や洗練された雰囲気をつくりだすガラスパーテーションは、1枚1枚が受注生産品です。
そして、施工にも特別な技術が必要なため、運搬費や設置工事費などが他のパーテーションより割高になることがあります。
ガラスの種類や施工方法によっては、多少コストを下げることもできます。
デメリット2 スチールパーテーションに比べて遮音性が低い
パネルの間に、石膏ボードを挟むことで遮音性をあげているスチールパーテーションと比べると、ガラスパーテーションは通常遮音の素材を挟みませんので、遮音性が低くなります。
デメリット3 衝撃に弱く割れる可能性がある
ガラスであることから、どうしても衝撃に弱い面があり、亀裂の発生や割れてしまう可能性があります。
ガラスが割れると危険ですので、飛散防止フィルムを張るなどしてガラスの飛び散りを防ぎましょう。
また、強化ガラスであれば割れても破片が小さくなるため、大きな危険は解消できるでしょう。
ガラスパーテーションのガラスの種類
ガラスパーテーションに使用するガラスは、耐久性に優れた強化ガラス、合わせガラス、半透明のすりガラス、防音ペアガラス、耐熱・防火・耐火ガラス、デザインガラスなど種類が豊富です。
種類が豊富なパーテーション用のガラスから、代表的なものをご紹介します。
強化ガラス
ガラスパーテーションでは、「透明ガラス(フロートガラス)」が使われてきたことがありますが、割れやすいという欠点があります。
最近では、その「フロートガラス(透明ガラス)」に熱処理をして、急冷却してつくる強度を高めた「強化ガラス」が一般的に使用されています。
「強化ガラス」は、「フロートガラス」より約3.5倍〜4倍の耐圧強度があります。
もし割れた場合でも、一般ガラスのようにとがった破片にはならず、粉々に崩れるため、安全です。
デザインガラス
すりガラスのような風合いのガラスで、すりガラスのように「水垢」や「手垢」などの汚れが付きにくいガラスです。
表面が滑らかで、汚れがついても簡単に拭き取れますので、間仕切りにはぴったりなガラスのひとつです。
アクリルガラス
アクリルガラスは、通常のガラスよりも軽く、耐衝撃性に優れており、透明度が高く種類も豊富な素材です。万が一割れても、破片で怪我をすることがなく安全な素材です。
まとめ
ガラスパーテーションは、パーテーション内が明るくなり開放感を感じられるパーテーションです。
閉塞的になりがちなオフィスレイアウトを演出することも可能ですから、オフィスの目的と環境に合わせて、ガラスパーテーションの活用をおすすめします。
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一級建築士。国立大学工学部卒業後、中堅ゼネコンへ入社し、2001年に一級建築士の免許を取得。2007年にワンナップクリエイティブサービスへ入社し、17年以上オフィス移転やオフィス内装工事に携わり、お客様窓口、設計、現場対応までを総合的にサポートしている。