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オフィス内装工事|スチールパーテーションの特徴やメリットを解説

オフィス内装工事|スチールパーテーションの特徴やメリットを解説

オフィスの空間スペースを仕切るパーテーション(間仕切り)は、スペースを用途に応じ使いやすくするために活用されていますが、そのメリットはフロアの空間を仕切るだけではありません。

パーテーションには色々な種類があり、高さや材質などのそれぞれ特徴があります。

パーテーションを活用することで、社員が集中して業務に取り組めるとか、会議などで会話が漏れないようなスペースづくりに貢献するとか、その他にも、セキュリティやプライバシーの確保などにもパーテーションは役立っています。

今回は、さまざまなパーテーションの中から、「スチールパーテーション」について、ご紹介していきます。

スチールパーテーションとは

スチールパーテーションは、石膏ボードを2枚のスチールの板で挟み込むように造られています。

構造上パネルの支柱が、パネル内側に収納可能であることから仕上がりは支柱が見えません。そのため、美しい平らな表面の仕上がりになっているパーテーションです。

それでは、スチールパーテーションの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

スチールパーテーションの特徴

スチールパーテーションは、さまざまなパーテーションの中でも遮音性が高く、内側の石膏ボードの特性により、高い耐火性と遮音性と防音性などが期待できる特徴を持つ間仕切り材です。

そして、支柱が見えないすっきりした外観から、オフィスの間仕切りによく使われています。

また、スチールパーテーションは、解体・再施工が可能な点、工期があまりかからない点などもオフィス内装に適している特徴です。

スチールパーテーションのメリット

メリット1 遮音性に優れている

スチールパーテーションは、2枚構造のパネルで中には石膏ボードが入り、継ぎ目のない構造上、防音性・遮音性に優れています。

さらに、グラスウールなどの吸音材などを入れことで、より一層の効果を上げることが可能な素材です。

会議室やミーティングルームなど、防音性・遮音性が重視される環境での活用に最適です。

メリット2 高い不燃性

スチールパーテーションは、素材がスチールであることから高い不燃性があります。

もしも、オフィスが火事の災害に見舞われても、火の回りを遮断することを期待できますので安全面でメリットがあります。

メリット3 優れた断熱性

スチールパーテーションは、パネル内に石膏ボードで挟まれた空気層があるため、熱還流率が低く、優れた断熱性を誇っています。

他のパーテーションと比較して、冬でも暖かい環境をつくりだすことが可能です。

スチールパーテーションのデメリット

デメリット1 デザインバリエーションが少ない

パネルとポールを組み合わせて、さまざまなデザインパターンを演出できるアルミパーテーションと比較してしまうと、デザインのバリエーションの少ない点が、活用方法やオフィスの彩りが限られてしまうのがデメリットかもしれません。

デメリット2 費用がかかる

遮音性と耐熱性が低いアルミパーテーションと比較すると、スチールパーテーションは、素材がスチールで重量は重いのですが、遮音性と耐熱性にも優れており機能面に優れている分、アルミより価格が高いのがデメリットかもしれません。

スチールパーテーションとアルミパーテーションの違い

アルミパーテーションは、スチールパーテーションにと比較して、安くて軽量で施工時間が短縮できるなどの特徴があります。

ただ、その構造から防音性・遮音性・耐熱性が低いこと、パネルが2枚構造ではなく、支柱が表側か裏側に出てしまうという点など、スチールパーテーションと比較すると機能面において違いがあります。

アルミよりココが優れているスチールパーテーション

素材が金属ということで、比較されるのがアルミパーテーションとスチールパーテーションです。

アルミは、素材自体が薄く鉄板の間にペーパーコア(パネル内部の充填材が、紙でできたコア)を挟んでいるので、他のパーテーションに比べると音漏れ、遮音性や防火性の低さがデメリットです。

その点、スチールパーテーションはアルミパーテーションよりも、素材の丈夫さと遮音性、不燃性が高く耐火性が優れていることからも、もしもの火災の際に燃えにくくなっています。

また、耐震性と断熱性もアルミより優れていることが、オフィスのパーテーションとして活用する魅力となっています。

まとめ

スチールパーテーションは、その特徴から継ぎ目のない美しいデザインのパーテーションを組むことができます。

遮音性、不燃性、耐震性に優れているという特徴は、オフィスの間仕切、特に会議室やミーティングルームなどに向いていると言えるでしょう。

アルミパーテーションと比較すると、素材の費用と施工期間が長くかかりますが、それを考えても機能性に富んでいるスチールパーテーションは、魅力あるパーテーションと言えるでしょう。

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