オフィス内装工事|オフィスの壁をタイル張りにしてこだわりのデザインを演出
オフィスの壁面は、人の視界に一番入りやすく来訪者様や社員にとっても、オフィスに対する印象を左右します。
最近では、企業ブランディングを意識した工夫のある室内壁を取り入れ設置する企業も多く、その中でコスト面や内装工事のスムーズさを鑑みて、壁タイルを活用する傾向も増加しています。
最近の壁タイルは、イメージの元素材を忠実に再現した石系、木材などの自然系などや機能や模様、デザインのバリエーションも増え、壁におしゃれ感、高級感、重厚感などを演出できるものが多く販売されています。
今回は、オフィスの壁を内装工事するときに参考にしていただきたい「壁タイル」についてご紹介していきます。
壁タイルとは?
最近の壁タイルは、まるで本物の石と見間違えるほどの質感の石タイルやコンクリート打ちっぱなし風のコンクリートタイル、レンガ風やブリック風(レンガ系)、また木目をデザインして自然の木とほぼ区別ができない完成度の高いウッド調タイルなどがあります。
その他にも、タイルをおしゃれに貼るアクセントタイル、モザイクタイル、ヘキサゴンタイル、ヘリンボーンなどバリエーションが豊富にあります。
壁タイルの特徴
タイルの語源のラテン語ではtegula(テグラ)と言い、「物を覆う」ことを指し、まさしく建物の壁や床を覆う陶磁器の建築材料として認識されていたそうです。
壁タイルは内装の壁材として、さまざまな種類がありますが、石系やウッド系のタイルですと、重みある落ち着いた雰囲気で高級感を演出できることから、オフィスのエントランスや応接室、来客用の会議室などに活用すると良いでしょう。
壁タイルの4つのメリット
耐久性
壁紙と比較して、タイルは硬質なためキズなどがつきにくく、紫外線が当たっても変色をしません。
耐水だけではなく、耐火にも威力を発揮
そもそもタイルは、焼き物なので製造時点で高温度の炎に耐えて造られているため、耐火性に優れています。
掃除や手入れが簡単
表面がツルツルしていることから、タイル自体は拭くだけで綺麗になりますので掃除も簡単です。
壁に付加価値を与える
タイルは、木目や天然石のような素材感を表現でき、見るからに重厚感あふれる壁面を造りあげてくれますので、上質で贅沢なオフィスといった付加価値を与えてくれます。
オフィスの内装に壁材をこだわる
タイルは基本的に薄板の粘土を焼いた建材品で、素材的にはシンプルなものですが、実際のタイルは、色や形と言ったデザインの自由度が高いのが魅力です。
光沢のある色鮮やかな質感のものから、レンガのようなアンティークなデザイン、まるで木や石にしか見えないナチュラルな素材感のモノまで、幅広い壁のイメージをタイルは再現できます。
壁タイルの種類
壁タイルには、たくさんの種類がありますので、壁の内装工事を行う時はオフィスをどのようにしていきたいか、スペースごとにイメージを考えてタイルを選ぶことをおすすめします。
石系のタイルには、天然石を重ね組み合わせたレッジストーン、レンガタイル、ブリック(レンガと同様のモノ)タイルなどがあります。
大理石のイメージの天然石風のタイルは、高級感のあるオフィスを演出できますし、他にも石タイル系のタイルは、おしゃれなイメージや重厚感などを演出できます。
木目調タイルは、木の持つ暖かみやナチュラルな素材感のソフトな印象を演出するタイプと、濃い目の色合いを活かした重厚感のある木目模様をベースにしたタイルがあります。
その他にも、漆喰タイルや珪藻土タイルといった自然素材を前面に打ち出した壁タイルもあります。
タイルのサイズと模様タイル
最近の床ならびに壁向けの内装タイルは、大判化、薄型化、豊かなデザイン性の面で飛躍的な進歩を遂げています。
その中でも、革新的なのがタイルサイズの大判化です。
大判タイルと言えば、以前は60cm〜80cm程度のサイズでしたが、現在では3.6m×1.5mを超えるモノまで製造可能になりました。
そのサイズから目地が少ないため、空間の広がりをアピールでき、厚さも3mm以下の大判タイルも製造可能となり軽量化されたことで、壁への取付け負荷も軽減されました。
その他に、壁タイルのデザインの例として、小さな「モザイクタイル」を壁面の飾りポイントに活かした「アクセントタイル」や、六角形模様の「ヘキサゴンタイル」、山形模様の貼り方の「ヘリンボーン」など多様な模様のタイルの商品やおしゃれなタイルの貼り方も人気があります。
また機能性タイルとして、「エコカラット」というタイルが人気です。
湿気は通すけれども水や汚れをほぼ通さない特徴を持っており、室内の湿気を吸収し乾燥した日には、その湿気を放出する優れた機能を持ったタイルです。
臭いや有害物質なども吸着してしまう性能がありますので、オフィス内の空気を常に快適に整えてくれるようです。
まとめ
壁タイルには、豊富なデザインがありますので、発想次第で斬新的なイメージにも、スタイリッシュな印象にも仕上げること可能ですので、オフィスイメージ演出のために活用をおすすめします。
特にエントランスの壁については、訪問者様がその企業の印象を決定づける要素も持っています。
企業のブランディングに合わせたデザインと、壁の素材も視野に入れ、壁のタイル張りをご検討してみてはいかがでしょうか。
法人専門内装プロは、オフィスの壁のタイル張り工事に多くの施工実績があります。
法人専門内装プロは、お客様のご要望をしっかりとヒアリングさせていただき、オフィスレイアウト図面の作成はもちろん、パース図(立体完成予想図)も作成し、視覚的にお客様がイメージしやすいご提案を行っております。
大阪7区(大阪北区、大阪中央区、大阪西区、大阪淀川区、大阪福島区、大阪浪速区、大阪天王寺区)内でオフィスの壁のタイル張り工事をお考えでしたら、法人専門内装プロにご相談ください。
法人専門内装プロは、オフィス物件の仲介から内装工事、電話・LAN工事、オフィス移転までトータルでサポートしております。
一級建築士。国立大学工学部卒業後、中堅ゼネコンへ入社し、2001年に一級建築士の免許を取得。2007年にワンナップクリエイティブサービスへ入社し、17年以上オフィス移転やオフィス内装工事に携わり、お客様窓口、設計、現場対応までを総合的にサポートしている。