• オフィス内装工事コラム

オフィスの壁を撤去する方法と注意点【賃貸物件でもOK】

オフィスの壁を撤去する方法と注意点【賃貸物件でもOK】

業務の拡張で社員が増えたりしますと、オフィスのレイアウト変更なども視野に入れていかなければなりません。

壁を撤去して、オフィスの執務スペースを広くしたいと思っても、その壁を撤去してよいものなのか?賃貸オフィスですと悩むところです。

賃貸物件のオフィスは、原状回復工事を借主の負担で行えば、物件や賃貸契約によって違いはありますが、オフィスの内装工事でオフィスのリフォームや、レイアウトなどを変更することは可能です。

すなわち、オフィスの壁を新しく設置したら、かならず撤去して元に戻すという借りた時の状態に戻すことで問題ありません。

入居するときのオフィスの内装工事で造った間仕切り壁であれば、解体することは可能ですが、ビルの構造上必要な躯体壁の解体はできませんのでご注意ください。

今回の記事では、「オフィスの壁の撤去工事」について説明していきます。

オフィスのスペースを広げたいとき

オフィスの内装をリフォームするときに、不要な造作壁(LGS壁)、スチールパーテーションやアルミパーテーションなどの間仕切り壁を撤去することで、スペースが広がり、新たなレイアウトのオフィスを造ることができます。

スチールパーテーションやアルミパーテーションなどは、単純に取り壊すのではなく他の場所に移設することも可能です。

その場合、部材を再利用できるように丁寧に作業する必要があるため、壁の解体には実績のある内装施工会社に依頼しましょう。

オフィスの壁の撤去工事

オフィスの壁を撤去することで、オフィスには広いスペースが確保でき、新しいレイアウトを実現できますが、すべての壁を取り壊すことができるわけではありません。  

壁の部位や場所によっては、建物を支える構造壁であるとか、電気やガス、水道などのライフラインの配線や配管が通っている壁もあります。

壁にはさまざまな役割がありますので、撤去できる壁、撤去できない壁に分けて、それぞれ説明していきます。

撤去できる壁

内装壁と呼ばれる部屋と部屋の間にある間仕切りの壁は、撤去することが可能です。

軽量の石膏ボードや合板、軽量鉄骨(LGS)などの素材で壁を造作していますので、割と手軽に解体することができます。

単純にスペースの間仕切りに造作した壁は、撤去しても建物の耐久性に影響がありませんので撤去が可能と言うわけです。

また、スチールパーテーションやアルミパーテーションは撤去できる壁です。

撤去できない壁

構造壁と呼ばれる壁は、構造上に必要な壁で建物を支える梁や柱のようなものです。

構造壁を解体しますと、耐震性や建物本体の強度に影響しますので、撤去はできない壁となります。

構造壁は解体できないことを理解して、図面を見てオフィスのレイアウトを考えるようにしましょう。

壁の撤去工事の流れ

間仕切り壁のLGS壁(軽量鉄骨間仕切り)と、パーテーションの撤去の手順について解説していきます。

作業の流れを知っておくと見積もりを取る時や打ち合わせの時に役に立ちますので、把握しておくことをおすすめします。

LGS壁(造作壁)の撤去

LGS壁の撤去工事は、壁表面の石こうボードを剥がし軽量鉄骨の下地を解体していく流れになります。

まず、壁周辺の天井と床に建物の保護と解体時に発生する粉塵で汚れないためにビニールシートで養生していきます。

その後、壁の周囲の巾木(はばき)を剥していき、ドアとドア枠を外していき、それが済みましたら、石こうボードを剥がしながら解体していきます。

石こうボードを全て剝がし終えたら、壁の枠組みの軽量鉄骨(LGS)を外していきます。

最後は天井と床に固定しているレール(ランナー)を外して解体は終了です。

パーテーションの撤去

間仕切りのパーテーションの解体や撤去は基本的に可能です。

最初に、はめ込んだガラスなどがありましたら外してから、パネルとパネルの間の目地を隠している部材を取り外します。

取り外し終わったら、次にパネルと柱を繋ぐ金具部品が出てきますので、この金具もビスを外して取り除きます。

金具を取り外し終わると、パネルを抜き取ることが出来ますので、パネルとパネルの間の柱を取り外してパネルを取り除けば解体が完了です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

オフィスの壁を撤去してスペースを広く活用したい、間仕切りの位置を変更してレイアウトを変更したいなど、壁の撤去や移設をご検討なら、法人専門内装プロにおまかせください。

法人専門内装プロは、オフィスの壁の撤去工事に多くの施工実績があります。

壁撤去後の天井や床の補修はもちろん、新規の壁造作やパーテーションの移設や新設、新しいオフィスレイアウトのご提案も行っております。

法人専門内装プロは、お客様のご要望をしっかりとヒアリングさせていただき、オフィスレイアウト図面の作成はもちろん、パース図(立体完成予想図)も作成し、視覚的にお客様がイメージしやすいご提案を行っております。

大阪7区(大阪北区、大阪中央区、大阪西区、大阪淀川区、大阪福島区、大阪浪速区、大阪天王寺区)内でオフィスの壁の撤去工事をお考えでしたら、法人専門内装プロにご相談ください。

法人専門内装プロは、オフィス物件の仲介から内装工事、電話・LAN工事、オフィス移転までトータルでサポートしております。